今年は特にカメムシが大量に発生していて、全国各地で農作物などの被害も報告されています。
家庭でも干しておいた洗濯物にくっついていたり、窓から入ってきたりして困っている事も多いと思います。
カメムシは農作物を荒らす害虫ですが、一般的に一番嫌われている原因はその独特のニオイです。カメムシは
外敵から身を守ろうとするときに足の付け根から分泌物を発射します。この分泌物が強烈なニオイを含んでいるため
時にはカメムシ自身がニオイで昇天してしまう事もあるそうです。
この悪臭の本体は不飽和のアルデヒド類とされており、皮膚につくと時にはかぶれたりすることもあるそうですので
農作物だけでなく、人にとっても強靭な害虫と言えますね。
もし、手についたりした場合はすぐに流水で綺麗に流してから石鹸で洗ってください。
しばらく臭いがつくかもしれませんが、時間と共に薄れますので慌てなくて大丈夫です。
店頭では殺虫スプレーや、忌避剤、虫よけシートなど色んな商品が並び始めています。
即効性もあり、便利ではありますが、ペットを飼っていたり小さなお子様がおられるご家庭などでは
化学薬品を使う事に躊躇される事もあるのではないでしょうか。
そこで、天然成分ものでカメムシを撃退できるのが『ハッカ油』です。カメムシ以外の虫除けにも効果があります。
ハッカ油は、ミントのスッとした清涼感のある香りで他には防虫・消臭・抗菌・リラックスや気分のリフレッシュ
効果などが期待されます。
ミントとハッカ(薄荷)は厳密には違う植物です。同じシソ科にはなりますが、ハッカはシソ科の中のハッカ属と
分類されています。「ミントの仲間がハッカ」と覚えておくのが分かりやすいかと思います。
特徴の違いは
ミント:メントール量がハッカより少なくアクセントとして爽やかな香りを楽しむ目的に適しています。
ハッカ:メントール成分が最も多く清涼感が強いため、抽出されたハッカ油が多く販売されています。
ハッカ油を使ったカメムシ撃退スプレーは簡単に作れます。材料は次の4つです。
上記の材料を準備したら、次のように作っていきましょう。
- 無水エタノール10mlにハッカ油を少量(3〜4滴)垂らして混ぜます。
※ハッカ油は刺激を感じる場合がありますので、少量ずつ足してください。 - 水を90ml入れて混ぜ合わせ、スプレーボトルに入れたらできあがり。
※ハッカ油にはポリスチレンを溶かす作用があるので、ポリスチレン製(PS)のスプレーボトルは使わないようにしましょう。
スプレーボトルは携帯用に可愛いアトマイザーなどにすれば、ファッションとしても楽しめますね。
香りも楽しめて、虫よけ効果もあり、天然成分で安心して使えてとってもおススメできるハッカ油です。
廊下や窓際などにあらかじめシュッとスプレーしておけば、虫よけ効果が大きく期待されます。
いかがでしたでしょうか。
とっても重宝できるハーブを活用して、心地よい日常をお過ごしくださいね💜
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